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カートに入れる
レイアウト等での走行はありません、別で出品していますジオラマでDCCによるライト点灯前進、後進をしていた程度です。
1エンド側のみ極小LEDにて点灯加工しています。 2エンド側パンタグラフが少し曲がりがありますので写真にありますPS17をつけておきます。きになるようでしたら交換下さい。
箱に入れてほとんど保管写真のレールは撮影用でついてません。 (2022年 3月 23日 20時 21分 追加)高価なものですので、気になる部分があれば、ご質問からメール交換でよろしければ写真添付させていただきます。
(2022年 3月 23日 20時 49分 追加)IMONの説明 抜粋
強烈な立体感のEF65です。 中央台車の上に異常に巨大なマクソンモーターを据えて3つのタワーを持つ全軸駆動機。重さは560グラムあります。
現在はIMONでは販売終了していませんので、詳しい説明が入手できません。
(2022年 3月 24日 0時 07分 追加)すいません
上の記述訂正します。
"販売終了していますので"(2022年 3月 24日 10時 44分 追加)販売時の説明がありました。EF65 F型
2006年1月1日発売HO1067 (1/87 12mm)
P型 EF65 501,508,512 P型三次改造車 EF65 535,542
各 ¥313,500F型 EF65 513 F型ひさし付 EF65 518,526
各 ¥319,000EF65
外観
オーソドックスな構造による日本製高級ブラスモデルの極致を目指しました 。
窓はプラスチック成型品をはめ込む構造で、縦桟はステンレス色です。
台車はロスト製で立体感をだし、枕バネは可動しませんが線材の太さがスケ ールに忠実な本物のバネを使用しています。
パンタは台枠にロストを使用したフクシマ製PS-17になります。
性能
モーターは超強力コアレスモーターを使用しています。マクソンRE16 両軸(停動トルクはファールハーバー1724SRの3倍)を 中間台車のギヤボックスに組み付けた全6軸駆動です。
車体に固定されたモーターから駆動するよりもストレスが少なく、 スラストワッシャー入IMONギヤと あいまって抜群の走行性能を実現、牽引力・耐久性も期待できます。
前照灯はCRDを使用し、電球色超々高輝度LED。
DCC対応
製品にはレンツのDCCデコーダーが同梱します。
上下の取付ネジを外しハンダ付不要のプラグタイプ、LE0511を差し 込むとDCC運転が簡単に行えるようになっています。
ヘッドマークについて
※1/87で以下のヘッドマークを製作中です
【あさかぜ】 【さくら】 【はやぶさ】 【みずほ】 【富士】 【はくつる】 【ゆうづる】 【彗星】(2022年 3月 24日 11時 00分 追加)HO1067
(1/87 G=12mm)EF65
P型・F型 特急色
EF65 500番代 左:F型 右:P型
EF65 P型
EF65 F型私は下記の文章を読んで購入しました。「NとH」日本の鉄道模型で盛んなのは 「N」と「HO」の2種類だと思っていませんか?
知識としては「正解」ですが名称が間違っています
「Nゲージと16番」と言えば「正解」です「N」「HO」は欧米の鉄道模型規格名です「N」は「Nゲージ」の略称として殆ど問題ありません。しかし、 「HO」は16番と全く概念が異なる規格ですが、 現在でも混同されて使われることが多いです。1920年代にO(オー)ゲージの半分の大きさである3.5mmスケール(1/87)の鉄道模型として OO(ダブルオー)ゲージが誕生しましたが、当時の技術では1/87でイギリス型の車両を作るのが 困難であったため、「OO」は、4mmスケール(1/76)になりました。アメリカやヨーロッパでは、3.5mmスケールが支持されており、1927年にアメリカで「OO」4mmスケールと区別 するため3.5mmスケールを「HO」と呼ぶようになりました。1930年代には、ドイツのトリックスやメルクリンが商品化していますが、当時は大変に小さいスケールだったため、 実際の縮尺は1/76~1/90とメーカーや車種によりばらつきがありました。アメリカでは1930年代後半にNMRA規格でHO(3.5mmスケール16.5mmゲージ)が登場しています。欧州ではNEM(欧州鉄道型規格)がH0(エイチゼロ)スケールを1/87(3.5mmスケール)と規定したのは1950年代 になってからです。「HO」では、1/87の縮尺に従って線路、車両、シーナリーストラクチャーを作る決まりで国際標準規は16.5mmゲージを使います。日本型1/80は1942年1月、世界で「HO」が確立されたのを見たTMS 社主 山崎喜陽が提唱し、「16番」と命名しました
HO=1/87(アメリカ・ヨーロッパ)
OO=1/76(イギリスのOOはHOの16.5mmゲージを使用)
と一緒に遊べる「ゲージモデル」として提唱されたものです HOと付けば1/87を表し、16.5mmにはHOという意味はありません1/80はHOではありません
1/80はHOゲージでもありません
1/80は16番です 16番ゲージと呼んでもいいです。1/80の提唱者;山崎喜陽はTMS誌上でも1/80はHOではないと 言っています(当然ですが)
「16番」という名称は格好が悪い、古臭いと言われます1/80 16.5mmの規格に16番より格好の良い名前を定めたいのならば、 少なくとも既知で世界共通の 「規格」と混同の恐れも無い名前をつけるべきです日本の多くのメーカーでは、つい最近まで「1/80、16.5mmゲージ日本型」の鉄道模型を「HO」と表記していましたが、これは前述のように欧米のメーカーでもHOゲージ(軌間16.5mm)の製品には様々な制約により、つい最近まで縮尺にばらつきがあり、1/80もその許容範囲内という認識や、輸出用の「HO」の部品を流用して1/80の日本型が作られていた事情があったものと思われます。現在ではほとんどの日本のメーカーは「1/80、16.5mmゲージ」とだけ表記をするようになり、「HO」と表記しているメーカーはごく一部となりました。 付いている車輪(輪軸)がHOスタンダードゲージの規格に準拠しているので、「HO」と表記している、という見解もあります
N欧米では 1/160 のスケールを「N」と命名しています
「N」は、9mmゲージの線路を使うことから「ナイン・ミリメートル」 の頭文字を使って「N」と呼ばれています
世界標準軌1435mmゲージの線路を160で割るとほぼ9mmです。
(9mm×160=1440mm≒1435mm)の方が 計算が易しくて判りやすいかもしれません。イギリスでは、1/148を採用し、同じ9mmゲージの線路を使っています。 このスケール名称にも「N」という名前を採用しています。日本ではどうでしょう?
日本では、標準軌を使用している新幹線は欧米と同じ 1/160 に縮尺
狭軌1067mmゲージが多い在来線は、標準軌車両でも 1/150 に縮尺
「N」と同じ9mmゲージを使って「単一ゲージ・複数スケール」を実現、 「Nゲージ」を名乗っています。
地面を作ることが多そうなサイズであるにも関わらず「ゲージモデル」を選択した ことには、賛否両論あるかと思いますが
(1)「N」と言う言葉の語源が「ナイン・ミリメートル」という"ゲージ"の 頭文字から来ていること
(2)「N」の名称を使用するスケールがもともと二種類存在する
と言う点から考えても妥当なネーミングだと思います。
HO「HO」は 「3.5mmスケール」 を意味する規格名です。Hは「Half」の頭文字です。
Oはイギリス式のOスケール「7ミリスケール」 (1フィートを7ミリに縮尺する)です。
HOは(7÷2=)3.5ミリスケールとなりますので、約1/87です。
ゲージは1435mmの1/87で16.5mmとなります。
ゲージは32mmの半分である16mmにはなっていません。こうした「HO」のネーミングを見れば、当初から線路巾(ゲージ)と 全く関係が無い由来の規格であることが明確に判ります。 すべてのOスケールは32mmゲージの線路を使ってるからゲージが半分という 発想なら16mmにするのが当然です。HOはゲージの規格ではなく縮尺の規格です。
1/80日本でHOというと1/80が出てきてしまいます。1/80はHO、あるいはHOゲージで宜しいのでしょうか?
1/80という縮尺は・・・何処から来たのでしょうか?これには明確な答えがあります。1/80はHOではありません
日本の特殊事情(世界の先進国中ゆいいつメインラインが標準軌ではない) をカバーするため考案されました。
雑誌、鉄道模型趣味(TMS)で長年日本の鉄道模型界を引っ張ってきた山崎喜陽氏が創業前、
戦前の雑誌「模型と科学」昭和17年1月号に提案・発表したのが始まりです。既存のHO線路を使っているふたつの縮尺英国を中心に盛んなOO(ダブルオー)=4 mmスケール(1ft→4 mm)=1/76
欧米を中心に盛んなHO(エイチオー)=3.5mmスケール(1ft→3.5mm)=1/87
に加えて日本型の縮尺を
狭軌の鉄道省型は 1/80
広軌の満鉄、鮮鉄を1/90 (大東亜戦争敗戦により失われて実現しませんでした)
に定め、16番と称して一括、連結器高さや車両限界を近似させることによって、線路を共有して一緒に遊べるようにしようというものです。HOもOOも16番であり、1/80日本型も16番を構成する一要素です。16番はHOの16.5mmゲージの線路で遊ぶ鉄道模型です。‘ユニゲージ・マルチスケール’の鉄道模型のひとつです。1/80日本型は戦後大いに発展しました。ところが 1/80 16.5mmを示す名称は在りません。
1/80をあらわす名称も在りません。線路はHOとOOが既に共通に使っている16.5mmゲージを使用する
これで車両限界や連結器を揃えて、同じ線路で一緒に遊びましょうという提案を されたものです。
現在でも盛んな共通ゲージ・複数スケールによる運転会のスタイルは昭和16年末に 提唱されていたのです。
山崎喜陽氏は世界の鉄道模型の規格に精通していました。当時から有った 「16.5mmゲージ→HO」だから「1/80もHO」という 誤解を正そうと 自身の発刊するTMS誌上で努めています。しかし最後まで自身が提唱した1/80に対しては名称を与えることなく、単一ゲー ジ16.5mmを使う複数スケールに対して「16番」という名称をつけただけでと うとう亡くなってしまいました。
( ただ、晩年の山崎喜陽氏は1/80 16.5mmゲージだけを16番と呼ぶことや、「HO」と呼ぶことを容認し、 意見が変化しています)
1/80 16.5mmゲージを表す名称の例;
J・・・・・・ 鉄道模型雑誌「とれいん」が提唱しています 1/80 16.5mmゲージモデルを表します
Jスケール・・・・・・ 田渕洋治氏が提唱する1/80縮尺によるユニスケール・マルチゲージ
http://www.kk-net.com/~tabuchi/home.htm
これらの名称は 現時点では市民権獲得が不十分ですが行く手を示していると言えるでしょう。IMONでは 1/80日本型に対してはユニスケール・マルチゲージを標榜する「Jスケール」を表示しています。
誤解、混乱、不愉快私、井門義博は中学の(1969~1972)はじめ頃から HO(欧州型)も持っていました。
フライシュマンの電機1台と客車が3両です。
それは親戚か誰かからの頂き物だったとおもいます。
ですから、 小さなHOと大きな16番が違うものであることは既に知っていましたし、 1/80は16番と呼ぶのが正しい事を知っていたのですが、 当時からメーカーは1/80を平気でHOと呼んでいたので、 私もいつも1/80をHOと呼んでしまっていました。
そんなある日、二子多摩川のいさみやで、雑談の途中、店主から注意を受けました
「井門君、日本型をHOと言うのは恥ずかしいよ。16番と呼びなさい。」そのとき一瞬感じたのは
「知ってるよ、そんなこと!」
という反発でした。
その時から現在まで、このとき注意してもらったこと、 いさみやのおやじさんには深く深く、本当に感謝しています。
しかし「知っていた」私ですら「反発」を感じたのですから、 もしわざと間違えた使い方をするメーカーの言い分を信じたお客様が 「違いますよ」など言われたら半端な反発ではないと思います。しかし、反発されるからと言っても、1/80がHOだった時代はありません。 1/80はこの世に現れた70年前から現在までHOではないことは 変わらない事実です。
不便、不利益表記が守られていれば単にHOと添えるだけで縮尺を間違えることはありません。 現在の日本では、1/80の商品にも依然としてHOと表記されていることがあります。
この現状ではHOと言う表記が在っても縮尺を確認する必要があります。 特にパーツの場合が厄介です。(不便)
また、購入したパーツが自分の思っていた縮尺と違う事態も大いに考えられます。 特に既に接着してしまっていた場合には目も当てられないでしょう。(不利益)
模型がアバウトを許していた昔はそれほど大きな損害は無かったかもしれません。 しかし細密化して、設計もかなり高度になってきている現在の模型では、 縮尺違いは致命的な事故となるでしょう。鉄道模型をめぐる環境は日に日に変化しています。16番はHOの16.5mmの線路を使用できる 「日本型在来線車両を1/80で作ろう」という 概念です。しかし、それでは狭軌車両はかなりガニマタになって、 実車の雰囲気とは違ってしまいます。さらに、実は広軌車両も、逆にガニマタ振りが足りず、実車の雰囲気が出ません。日本の標準軌道(広軌)の在来線車両(私鉄電車)は、概して車体が小さく、 世界的に見ても独特の雰囲気を持っています。
複線の線路など、まるで4本のレールが等間隔であるように見えてしまいます。小柄な車体の電車が、「これでもか!」と言うほど広いゲージの線路を疾走してくる 雰囲気をやりたいとなれば16番では無理です。細密化がどんどん進んでいる鉄道模型界を見れば、 時代が進むとそのようになる事は確実です。
ましてや、狭軌車両を1/87で楽しむモデラーも多くいらっしゃいます。
そのお客様がHOで広軌車両も欲しいのはごく普通のことです。近い将来、ホンモノの HOモデルが出揃うことになります。また、同じ16.5mmの線路に載る台車でTH-2100AM
KD63
日車D-16
ブリル27MCB
ボールドウィン78-25Aといった製品が1/80と1/87両方で発売される。
さらに、 それら電車の床下器具がパーツとして発売される状況に必ずなります。1/87が発売されていなかった時代は 16番メーカーによるHO名称詐称に対して鷹揚に構えていられる時代でした。
その時代は既に遠のきつつあります
ユニスケール・マルチゲージHOの発想は、縮尺に基準を置いています。
線路幅の違う鉄道もやりたいときは、ひとつの縮尺(ユニスケール)を守り、 線路は夫々別々のもの(マルチゲージ)を使うというものです。ホームレイアウトを頂点とする個人の 「模型鉄道」を中心に据えた発想だと思います。実物の鉄道は、いろいろな線路幅の鉄道があります。
日本でも以下の三つのゲージに人気が高い鉄道がたくさんあります。* 762mm(2ft6in) →9mm 木曾森林、頸城、井笠、草軽、尾小屋、 根室拓殖軌道
*1067mm(3ft6in) →12mm 国鉄、東急、小田急、西武、東武、相鉄、名鉄 、南海
*1435mm(4ft8.5in) →16.5mm 新幹線、京急、京成、銀座線、箱根登山、 近鉄、阪急HOの世界では実物どおり(台車を交換しなければ)京浜東北線は京浜急行には 乗り入れできません。それに対して16番は、ひとつの線路(ユニゲージ)を守り、 縮尺は別々(マルチスケール)でも一緒に遊べるようにしようという思想で、 クラブの共有レイアウトや、貸しレイアウト建設を考えた思想ですので、 考え方が百八十度違う存在です。
両者に優劣は存在しません。16番の世界では、新幹線と在来線は同じ線路を共有し、 同じような大きさになります。
ビックボーイやゼロイチがブルートレインを牽引するのも自由自在です好みはいろいろです。
それではつまらないと考える人が大勢居るのです。
鉄道に興味が無い人でさえ、新幹線と在来線が同じ線路幅であった瞬間に凍りつく人 はかなり多いのです。
線路幅が同じ・・・・・・それは人によっては「最悪!」と思う酷いことです。日本に遅れながらもスケール中心の思想(HO)が入ってきたのは当然の成り行き なのです。
ユニゲージ・マルチスケール線路は遊びとしての鉄道模型にとっても「インフラ」です。
インフラの共用は 鉄道模型の本質 のひとつだと言ってもよいほどの重要なものです。
これを重視した遊び方がユニゲージ・マルチスケールです。線路もふすまの溝を利用するわけではないので、枕木がちゃんと付いています。
枕木の感じで上に載せて遊べる車両の縮尺も許せる範囲があろうというものです。
また、もっと大切なのは車両限界や、連結器の高さです。
16番の場合、 最初からユニゲージ・マルチスケールとして提唱されてきた規格ですから ユニゲージ・マルチスケールの王様であるといっても良いかもしれません。結果として ユニゲージ・マルチスケールのようになっているものには Oゲージや N ゲージがあります。そして、 世界レベルでは16番に引けをとらない ユニゲージ・マルチスケールの鉄道模型にGゲージ(45mm)があります。
鉄道模型の本質鉄道模型は走らせて遊べる模型です。
そのために通電や絶縁を考えた材質が使われ、 平面性の悪い線路でも脱線しないような構造をとっています。
実物に近い動きを実現できる唯一の模型が鉄道模型です。
しかし走らせる線路が無かったら折角の高価な構造は何の意味もありません。
線路はものすごく大事なインフラです。
ユニスケール・マルチゲージを実現できるようになったのは、 Z~N~TT~HO~S~O~1というちょうどそれぞれ半分の縮尺に並んで、 ちょうど中間点あたりにずれた様々な縮尺・ゲージが現れたお蔭です。
アメリカがマルチゲージを実現するために 独自の「n3」や「n2」の線路を作ってしまったのは凄いことです。
マルチゲージであってもヨーロッパではこのインフラを手に入れるために、 多少の縮尺からのずれを容認して居ます。
例えば HOmの場合1000mm÷87=11.49425287・・・mm
正式な3.5mmスケールを使うと 1000mm÷304.8mm=3.280839895・・・
3.280839895×3.5mm=11.48293963・・・mm
となります。
明らかに11.5mmゲージを使うのが正しいと言えそうです。
しかし、12mm(TTゲージ)を利用し、 そのTTの規格に合せてHOmの規格が作られました。
少しスケールと軌間の整合性は落ちましたが、 賢い選択だったことはその後のHOmの隆盛が証明しています。
1067mmゲージの1/87模型も、
スケール通りの3.5feet×3.5mm/feet=12.25mmではなく、
HOmと同様にTTゲージの12mmを流用しています。
(但し、アメリカにTTゲージの製品が無く、 1/87 12mm発足時にNMRAのTT規格は満足できるものでは無かったことや、 欧州のハイフランジは受け入れられなかったため、 輪軸、線路は独自規格ですが、近年に更新されたNMRAのTT規格とは近い寸法です)
この選択がなされたことこそ鉄道模型は走らせる事が、 そのためのインフラが重要である。
成功する規格となるためには縮尺に忠実なだけではなく バランスをとった配慮が重要であるという 「鉄道模型の本質」が顕れていると感じています。
2005年IMONで発売した京急230形です。車種も同じ、メーカーも同じ、価格も同じ、発売日も同じです。呼称が「HO」と「HOゲージ」だとすれば紛らわしいです。
この二つの製品は 「正調」 と 「妥協」 でしょうか?
「ホンモノ」 と 「ニセモノ」 でしょうか?違います!ユニスケール・マルチゲージ(HO)と、 ユニゲージ・マルチスケール(16番)です。どちらもお客様に胸を張って誇れるIMONの鉄道模型製品であり、 遊び方が違うものなのです。
HO 日車D-16
戦後大いに発展日本の鉄道模型は、アメリカ向けの輸出でメーカーが興り、 アメリカ型を切り口にして日本市場も開拓されてきました。
(もちろん一方には メルクリンHOを筆頭として欧州勢も市場を切り開いていきました)アメリカ向けの輸出は、駐留軍の将校に売ったことから始まったようです。
将校たちは退役してアメリカで「インポーター」を創業、 日本の真鍮製鉄道模型を輸入して自分のブランドを付けて販売しました。
(もちろん、知識や多くの製造ノウハウも彼らが持ち込んで 日本のメーカーに伝授したことでしょう)アメリカ型客車の車輪は3フィート(914mm)です。
HOなら3.5mmスケールですから 3.5mm×3=10.5mmの車輪を使います。日本の客車は、車輪径860mmです。
860mm÷80=10.75mm
当然、圧倒的に大量に使うHOの3フィートの車輪がそのまま使用され、 同じく輸出用のHOの線路と組み合わされ、日本型の製品が成立しました。
16番では日本型は1/80、大きなアメリカ型の1/87と近いサイズですので モーター等がそのまま使用できたことも有利でした。このようにアメリカ型HOは日本の鉄道模型を育てた恩人です。